取組の概要

教育GPとは

平成20年度採択を受けました、質の高い大学教育プログラム「医療・福祉領域の連携スキル学習プログラム」も、採択期間の最終年度を迎えました。これまで、評価および検討にご協力をいただきました事業評価委員の諸先生、また高梁市内の高齢者に関わる施設の職員の皆さまに衷心よりお礼申し上げます。

また、プログラム内容の検討につきましては岡山県内の老人保健施設の職員の皆さまに様々なご意見、ご助言をいただいてまいりましたことにも深く感謝申し上げます。さらには、内容の議論のために、日本リハビリテーション連携科学学会、日本保健医療福祉連携教育学会等、連携について検討されている学会での発表も重ねてまいりました。これらの実践に携わる皆さまのご協力と、関係する各学会会員の諸先生のご助言のお陰もあり、少しずつ内容の整備、改善も進んできたところでございます。

本学の建学の理念は「学生一人ひとりの持つ能力を最大限に引き出し引き伸ばし、社会に有為な人材を養成する」というものであり、豊かな人間性と高い専門性を兼ね備えた人材の育成は全学的なテーマであります。本プログラムは、関わっております教員がこの理念で謳っております「一人ひとりの持つ能力」を大切に、専門職者が他職種とともに協働しながら、自らの専門性を充分発揮できるようにと願い、取り組んでいるものです。

具体的には、保健科学部・社会福祉学部の異なる学科の学生が合同演習を受け、実践に即した詳細なシチュエーションに応じてロールプレイを行ないながら自他の専門性の理解を深め、包括的対応のための連携スキルを獲得してもらう試みです。将来、保健医療福祉領域の専門職に就く時に、学生一人ひとりが自らの専門性を我流で固持するのではなく、ニーズを有する対象者を中心にすえて、他職種とともに協働できる専門職を養成したいと考えております。

先にも述べましたように、本研究も最終年度を迎え、本年度からはカリキュラムの中で実施し、その成果を問うことになりますが、そうした実践の中で今後も内容の検討をさらに進めながら、より良いプログラムの確定に尽力してまいりたいと考えております。

なお、この研究をとおして構築された学部、学科を超えた全学的で有機的な研究体制が、今後の実践過程を通じて、さらに緊密な教育体制へと確立していくことを願ってもいます。関係者の皆さまにおかれましては、引き続き、ご支援ご助言を賜りますよう、何卒、よろしくお願い申し上げます。

副学長 高山 巌

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