他職種連携の教育と実践
吉備国際大学 社会学部 平井 順
平成22年6月1日
リレー随想のバトンを引き継ぎました。今村先生、ありがとうございました。
教育GPのひとつの成果であろうか、学生の口から「連携」という言葉をよく聞くようになった。なかには卒業論文のテーマにしようという学生もいる。他職種連携の重要性が浸透しつつある。

福祉施設の現場のワーカーさんに他職種連携についてお話しを伺ったことがある。そのとき、「うーん」と一呼吸おいて次のようにおっしゃった。「他職種との連携はできていなければ機能していないわけで、機能しているということは連携できているということかな。」
現場の方々からすると、連携はできていてあたりまえ。業務の日常のなかにあり、経験を重ねながら、その心得を体得しているようなものである。
にもかかわらずというべきか、それゆえにというべきか、他職種連携を明確に言葉で説明するのは難しいようでもある。

私はこれまで何年ものあいだ「社会福祉援助技術現場実習指導」を担当している。今年度も学生=実習生を指導し、現場実習に送り出す。
彼ら彼女らは約1ヶ月間の現場実習で、OJTの初歩を体験する。そのなかには他職種連携も含まれるだろう。それに先駆けて、この教育GPの取り組みの「合同演習」と、実習指導の授業「事前学習」において他職種連携の意義や重要性について伝達しようと思う。
できるかぎり広くかつ深く。



