吉備国際大学

農学部 地域創成農学科

卒業生インタビューvol.02村上 勇奨さん(2019年卒)

村上勇奨さん略歴
兵庫県の総合学科⾼校出身。吉備国際大学卒業後、水産会社へ就職。その後、現在のハンバーガーショップへ就職し、独立。自身が店長(オーナー)を務めるハンバーガーショップ「レッドワゴン」をオープン、現在に至る。

♦ ハンバーガーショップ「レッドワゴン」
 〒656-0501 兵庫県南あわじ市甲1526−2
 Instagram: https://www.instagram.com/redwagon_cap/
 Twitter: https://twitter.com/REDWAGON_CAP

ご出⾝はどこですか?

兵庫県尼崎市です。

⾼校はどんな学科に所属していましたか?

総合学科でした。授業は選択式で、⾃分の好きなように選べます。⼤学と同じような感じで、最⼤単位があってそれに収まるように授業を組んでいました。

⾼校と⼤学とで何か変わったことはありましたか?

⾼校の時は部活などが忙しくて時間が無かったけど、⼤学では⾃由な時間が増えました。⾃由にできる時間ではアルバイトだとか、淡路島で友達と遊んでいました。主に、海でよく釣りをしていました。10⽉になると友達とハマチを釣って、集まって⾃分たちで捌いて⾷べました。

どんなアルバイトをしていましたか?

淡路島に来てからはスーパーマーケットや居酒屋で働きました。他には、農業バイトです。卒業後はすぐに就職したわけではなく、同級⽣が就職した職場のフグの養殖所の⼿伝いをしていました。それから、半年ぐらい経って今のバーガーショップに就職しました。そして 1 年か2年くらいしてこの店を買い取って、独⽴しました。独⽴してからは、経理が⼤変で、経理は全部やってもらっています。僕は、パソコンを使うことが苦⼿なので。

就職して、学校で習ったことを活かせていると感じることは?

⾷品衛⽣管理者の資格がとれたこと。⾷中毒菌などの⾷品衛⽣について学べて、⾷品衛⽣管理者の資格をとれたことが⼤きい。資格があったからこそ、お店を持つことができた。僕⾃⾝は、在学している時は、資格については知らなかったけれど、先⽣の⾔われる通りに資格取得の専⾨科⽬を何となく取るようにはしていて、卒業した時に、初めて⾷品衛⽣管理者の資格がもらえることを知った。結果的に、今とても役に⽴っていると感じている。

農学部に⼊学して積極的に出来て良かったことは?

農学部に⼊ったけど、実家が農業をやっているわけではなく、今まで農業をしたことがなかった。淡路島にきて、初めて圃場で農業を学ぶことができた。そのおかげで、卒業してから友⼈たちと畑を借りて、タマネギを作ることができた。これは、授業で学んだおかげ。

淡路島の良さは助け合い

農地は、知り合いから借りました。農地を借りることができたことも含めて、淡路島の良さだと思う。距離感が近くて、⼈との繋がりがある。お⾦がなくても、繋がりさえあれば、⽣活できる。お⾦がなくて、ご飯がなくても何かしら⾷べ物がでてくる。釣りもできるし。本当に⾷べ物がない時は、近所の⼈がご飯を御裾分けして助けてくれました。

淡路島に来たからこそできた事、できるようになったことは?

それこそ、店を持つことができたこと。たまたま、全部たまたまで、ここまで来ることができた感じ。繋がりが本当に。⾃分にとって、⼀番⼤きい繋がりは、学⽣時代にアルバイトしていたお店で、畑を借りることができたことも、地域に受け⼊れられたことも全部そこでのアルバイトで築いた関係性のおかげです。

農学部の学びの特徴は何か?

⾃由。のびのびとしているところが特徴です。

⼈数が少なかったのですよね?

1学年で50⼈弱ぐらいしかいなかった。僕の学年はそれぞれがグループを作っていて、グ ループ内の仲がよかった。また、学部全体の学⽣数も少なく、学⽣間の距離が近いので他学年との繋がりも強かった。

サークルは?

フットサルサークルに所属していた。卒業後も、たまに参加しています。

学⽣時代の印象的な出来事は?

⽂化祭などのイベントごとを全⼒で取り組んでいました。出店をやったり、⽥植えをやったり、⽥んぼで相撲をしたり。⽤⽔路で泳いだ時は、怒られたりもしました。そういう失敗もある程度は許されている雰囲気があった。

地域との交流はどのようなことがありましたか?

淡路島では地域によってだんじりを担ぐ祭りがあって、それに参加させてもらいました。学⽣時代にアルバイトしていた時の知り合いのおかげで参加させてもらうことができました。