キビコクNEWS

キューバ共和国において日系社会の伝統資源を認識し、修復、保存、活用に関する必要な知識と技術を習得するために来日した、Akemi Figueredo Imamuraさん（ハバナ技術大学工学部勤務）に、研修最終日となった9月9日（金）、岡山キャンパスにて修了証書が手渡されました。

Akemi Figueredo Imamuraさんは、8月23日（火）から、本学岡山キャンパスや備前福岡郷土館など、岡山県内のさまざまな場所で、精力的に研修を受けました。この日は、このたびの研修のまとめとして、Akemiさんによる成果発表が行われました。また出席した関係者、教員からも、このたびの研修に関する評価や今後のアドバイスが送られました。

Akemiさんからは、また今後もこうした研修機会があれば、データベースソフトに関して学びたい、キューバ共和国に戻ってこうした保存技術があることを皆に周知し、自分とともに活動をしてくれる人を増やしたいといった今後の展望が語られました。

研修の最後に、独立行政法人 国際協力機構（JICA）田中明彦理事長からの修了証書、そして吉備国際大学からの修了証書がAkemiさんに手渡されました。

10日（土）には、Akemiさんは帰国の途につきます。彼女は今後、キューバ共和国内のさまざまな場所で、今回の研修成果を披露するとのことです。