キビコクNEWS

理学療法学科の3年生は，チーム医療に携わる一員として，また理学療法士をはじめとしたリハビリテーション関連職種のチームをまとめる管理職として必要なことを，理学療法管理学の授業を通じて学んでいます．

理学療法管理学Ⅱの授業では，和光整形外科クリニック 濱田和明先生をお招きし，「現場での管理運営につながる経験値の積み方」と題してお話をしていただきました．

先生は，クリニックが運営されている通所部門の管理職として勤務する側ら，大学研究室に所属されて研究活動に取り組み，さらにプロスポーツチームのトレーナーとしても選手をサポートされています．普通の理学療法士では簡単に積むことのできない経験の一端に触れる貴重な90分のお話で，「まだまだ聞き足りない」，一部の学生からはそんな声も聞かれました．

学生たちにとっては，これまでの講義や実習から想像していたものとは違った新たな理学療法士の姿を想像するきっかけになったようです．

「聞き上手であること，エビデンスも大事だけど人情も忘れずに」

授業後に実施したアンケートでは，先生が伝えたかったキーワードを，学生たちはしっかりと受け止めてくれていました．