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【留学生別科】「国際貢献とSDGs」 ‐母国の未来のためにできること、対話から始まる国際協力

New 2025年7月1日
  • 教育

岡山駅前キャンパス(岡山市北区)で、1年間日本語を中心に学ぶ「留学生別科」において、特定非営利活動法人AMDA社会開発機構(アムダマインズ)の 熊代智恵 先生を講師にお招きし、「国際貢献とSDGs ‐母国の未来のためにできること、対話から始まる国際協力‐」について学びました。

この日の授業には、吉備国際大学外国語学部の学生6名も参加し、岡山駅前キャンパスの教室には、ネパール、スリランカ、インドネシアそして日本の4か国から、およそ40名が熊代先生の言葉に耳を傾けました。

本学の留学生別科で学ぶ学生の多くは、貧困から脱すべく、夢を持って来日しています。しかし、日常生活と勉学に追われ、自国の問題点について考え、その課題解決策などについて、他国の学生と話し合う機会は多くありません。留学している日本だけでなく他国を知ることは、国際人として重要であると考えます。そこで、人づくり村づくりを通じ、世界の貧困地域において暮らしの改善に取り組んでおられるAMDA社会開発機構様にご協力いただき、この度の授業が実現しました。

授業ではまず、「貧困」とは何か、を考えるところから始まりました。そして、各国の学生で構成された5~7人のグループに分かれて、お互いの国がどんな国でどんな問題があり何に困っているのか、何が必要なのか、自国の話をして相手の国の話を聞きました。そして、インドネシアやネパール、スリランカにおけるアムダグループの活動の様子が紹介され、「健康の向上」と「貧困の削減」に取り組んでいることを知ることができました。そうして、今度は、学生らは母国のためにできること、何をやりたいかといったことをグループで話をし、発表しました。

授業の終わりに、学生らはこの日学んだことを糧に、「母国のためにやりたいこと(願い事)」をテーマとして、「七夕の短冊」に気持ちを込めて短い一文をしたため、留学における決意を新たにしました。