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【理学療法学専攻】越境学習で育む国際協働力: 特別授業『国境を越えた多職種協働』を開催

New 2025年11月5日
  • 理学療法学専攻

人間科学部人間科学科理学療法学専攻では、「国際貢献・地域理学療法学」という授業を開講しています。授業では、様々な職種の方たちと連携して、地域住民の健康を守るために、自分たちはどんなことができるのかを学べるようカリキュラムを展開しています。

11月5日(水)、同授業にて、国内医療法人社団KNIグループ関連企業 株式会社Kitahara Medical Strategies International(KMSI)に勤務され、実際に国外で医療の提供や、現地医療提供者のサポートに尽力された2人の専門家をお招きし、26名の学生が「国境を越えた多職種協働」というテーマについて学びました。

この日、講師を務めていただいたのは、KMSI海外事業部の理学療法士 西尾匡紀先生と看護師 平藪理沙先生のお二人です。先生方には、多職種協働の実例、現地医療の実情や、カンボジアという国の魅力についてもお話しいただきました。また、授業内でSunrise Japan Hospitalとオンラインで繋ぎ、カンボジアの理学療法士の方と学生が直接対話できる機会を設け、活発な情報交換を行うことが出来ました。

学生らは、コロナ禍で中学・高校の時期を過ごしたこともあり、以前に比べ海外に目を向ける学生が減少している印象があります。今回の授業により、理学療法士や看護師の仕事を通じて国内外の医療状況を理解でき、例え国外で働くことがなくても、医療従事者としてあるべき姿を考えられる機会となり、専門職になるための気持ちを新たにした学生も多くみられました。

今回の学びと経験が、学生それぞれの今後の学習や活動に活かされることを願っています。