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【農学部】桧原健一郎教授らの早朝開花イネ研究成果が国際誌 Plant Biotechnology Journal に掲載されました
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2026年6月22日
- 農学部
本学農学部農業資源生物学科の桧原健一郎教授が参画した、農研機構および国際農林水産業研究センター(JIRCAS)を中心とする国際共同研究チームの研究成果が、国際学術誌『Plant Biotechnology Journal』に掲載されました。
本研究チームは、イネの開花時刻を制御する新規遺伝子「Early Morning Flowering 3(EMF3)」を発見しました。桧原教授は共同責任著者として、EMF3遺伝子の発現や機能に関する分子生物学的実験を担当するとともに、研究全体の統括に貢献しました。
イネは開花時に高温の影響を受けやすく、通常開花する午前10~12時頃に35℃以上の高温に遭遇すると、葯の裂開や受粉が妨げられ、稔実率が低下します。本研究では、EMF3遺伝子に特定の1塩基置換をもつイネにおいて、開花時刻を約2時間早められることが明らかになりました。これにより、比較的気温の低い早朝に開花し、高温条件下でも通常の時刻に開花するイネより高い稔実率を維持できることが実証されました。
さらに、EMF3は主に葯で発現する細胞膜局在タンパク質であり、開花時刻の同調、葯の裂開、効率的な受精に重要な役割を果たすことが示されました。本成果は、高温による不稔を回避するための育種技術としてだけでなく、異なる品種・系統間の開花時刻を調整し、雑種種子の生産を効率化する技術としても期待されます。
本研究成果は、国際学術誌『Plant Biotechnology Journal』に2026年4月9日付で掲載されました。詳細は、農研機構および国際農林水産業研究センター(JIRCAS)のプレスリリースをご覧ください。




