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学生が「切羽」を見学_トンネル工事の現場とは(成豊建設株式会社)

New 2026年9月14日
  • 就職・キャリア

日本には350万社の企業があると言われており、学生の就職活動もそれらたくさんある企業との出会いです。卒業後の進路選択は、大学への入学以上に人生の岐路となる重要事項です。

今回、350万以上もある選択肢の中から、卒業後の1つを選択するための材料にと、学生が企業見学に赴きました。この見学には大学キャリアサポートセンター職員も同行し、普段見ることのできない企業の現場を体感してきました。

このたび、企業見学に応じてくださったのは、成豊建設株式会社(本社:東京都渋谷区)様です。同社は、トンネル工事の施工数では1,000箇所を超え、業界トップクラスの実績を誇る企業です。

9月7日、学生と職員の一行は、同社が手がける愛知県内のトンネル工事現場へと向かいました。名古屋駅から電車とクルマを乗り継いで40分程にある現場事務所へと到着すると、作業着、ヘルメット、マスク、ゴーグルを着用し、工事車両に乗り込みました。

そこから、トンネル工事の最前線「切羽」を目指し、斜坑を進むこと約10分、ついに我々の前に、切羽が姿をあらわしました。本来、地中は太陽の光がまったく届かない暗闇のはずが、無数のLEDで照らされたそこは、明るく輝いていました。大型の重機が壁を削る音が鳴り響き、日々その断面は前進を続けているとのことでした。しかしその歩みは決して早いものではなく、1日にわずか数メートル程、その現実に膨大な時間と労力がかかっていることを実感せずにはいられませんでした。実際、今回の現場も工事がスタートして8年、完了まではあと3年を要すとのことでした。

切羽を見学した後、掘削から次の工事段階へと進んでいるトンネル内の別の場所へと移動しました。そこではトンネル内の壁面を防水シートで覆い、その上からコンクリートで覆う工事の状況や、地面に分厚いコンクリートを施工し、溢れ出る地下水を排水するため、暗渠となる管をその中に通している様子など、これまで見たことの無い景色が広がっていました。

この日は、気温30℃を超える蒸し暑い日でしたが、トンネル内は、年間を通じて20℃前半の気温とのことで、涼しくひんやりしていました。交通の円滑化や地域間のアクセス向上に寄与する重要なインフラであるトンネル開通のために、地中深くに広がる広大な空間を築き上げてきた関係者の皆様の労力に、感動を覚えずにはいられませんでした。参加した学生も、トンネル工事という漠然としたイメージしか無かったものが、実際に見て、聞いて、体感できたことで、今後の進路選択に非常に参考となったとのことでした。