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【経営社会学科】子育てをしながら学士取得へ挑む留学生―ベトナム出身のヴー・ティ・ハーさん(4年)へインタビュー(学生紹介)
- 経営社会学科
2人のお子さんを育てながら学業に励み、来春いよいよ卒業(学士取得)を迎える留学生がいます。社会科学部 経営社会学科4年生のヴー・ティ・ハー(VU THI HA)さん(ベトナム出身)です。
異国の地で育児・家事と学業を両立させることは決して容易ではありません。それでも持ち前の粘り強さで4年間学び続け、先日の高梁小学校での「国際理解教育プログラム」など地域活動にも積極的に参加してきました。
今回は、来春の門出を控えたハーさんに、これまでの歩みや両立の秘訣、そして母として描く未来についてお話を伺いました。
Q1.「まず、日本に来られたきっかけと、2人のお子さんを育てながら吉備国際大学(経営社会学科)で学ぼうと決意した理由を教えてください。」
A1.日本の文化や食べ物に興味があり、日本語を勉強したいと思って、日本に留学しました。吉備国際大学を選んだのは、姉が以前この大学で学んでいて、姉から大学の話を聞き、私もここで学びたいと思ったからです。子育てをしながらの大学生活は大変でしたが、最後まで諦めずに卒業を目指して頑張ってきました。
Q2.「毎日の育児と大学の講義・課題を、どのように両立させてきたのですか? 1日の過ごし方や工夫を教えてください。」
A2.毎日の生活では、子どもたちの生活を第一に考えながら、できる時間を上手に使うようにしてきました。子どもを保育園に送った後は、大学の授業や課題に集中し、授業が終わった後は家事や子どものことをしています。子どもたちが寝た後の時間を使って、課題をしたり、試験の勉強をしたりすることもありました。すべてを完璧にしようとすると大変なので、「今日できることを一つずつやる」という気持ちを大切にしてきました。忙しい時には優先順位を決め、時間を無駄にしないように工夫しています。
Q3.「テスト前や課題提出が重なる時期など、大変だったことも多かったと思います。心が折れそうになった時、どのように乗り越えてきましたか?」
A3.大変な時には、課題や試験の予定を確認して、優先順位を決めながら一つずつ取り組むようにしました。子育てと勉強の両立で疲れることもありましたが、いつも姉と夫がそばで支えてくれました。二人の支えがあったからこそ、諦めずにここまで頑張ることができました。
Q4. 「大学での学びや、先日の高梁小学校での国際理解教育プログラムなど地域活動への参加を通じて、どのような成長を感じていますか?」
A4.大学で学んだことや地域活動への参加を通して、以前よりも自分から行動することができるようになったと感じています。特に、高梁小学校での国際理解教育プログラムでは、子どもたちにベトナムの文化を紹介する機会がありました。日本語で説明することに緊張しましたが、子どもたちが興味を持って話を聞いてくれたことがとても嬉しかったです。この経験を通して、「自分の経験や文化も誰かの学びにつながる」ということを知りました。また、日本の社会やさまざまな人の考え方を知ることで、以前より広い視点で物事を考えられるようになったと思います。
Q5. 「来春はいよいよ卒業ですね。卒業後の夢や目標を教えてください。」
A5.卒業後は、内定をいただいている会社で新しい仕事に挑戦する予定です。大学で学んだことを仕事に生かしながら、新しい環境でも積極的に学び、成長していきたいと思っています。今は、卒業後の新しいスタートに向けて、仕事を始める準備をしています。
Q6. 「最後に、これから進学や新しい挑戦を考えている留学生や、子育てをしながら学ぶ後輩たちへメッセージをお願いします。」
A6.これから進学を考えている学生や、新しいことに挑戦しようとしている皆さんには、「自分には無理かもしれない」と最初から諦めないでほしいと思います。私自身、子育てをしながら大学で学ぶことは簡単ではありませんでした。何度も大変だと感じましたが、一歩ずつ続けていけば、少しずつ前に進むことができました。子育てをしながら勉強している皆さんも、毎日完璧にできなくても大丈夫だと思います。自分のペースで、できることから少しずつ続けることが大切です。
インタビューを快く引き受けて頂き、終始にこやかに、そして芯のある眼差しで答えてくれたハーさん。「母」としての優しさと、「学生」としてのひたむきな努力が重なり合ったその姿は、本学が掲げる「自ら学び、未来を切り拓く」実践そのものです。来春、笑顔で学士の学位を手にされる日を、教職員・学生一同、心より応援しています。




