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【経営社会学科】明治初期の相撲番付表について紹介するイベント「明治初期高梁での大相撲巡業発見された番付表のなぞを解く」を開催しました

New 2026年10月5日
  • 経営社会学科

2026年9月19日(土)~27日(日)にかけて社会科学部・経営社会学科2年生の福田杏莉さんと竹岡志朗講師が高梁市図書館において、高梁市内で見つかった明治初期の相撲巡業の番付表を展示するイベント「明治初期高梁での大相撲巡業発見された番付表のなぞを解く」を企画し、開催しました。

この企画は昨年9月に行ったWikipedia編集体験イベント「Wikipedia編集体験 in 高梁」の中で近似稲荷神社を立項するにあたって現地調査を行った際に稲荷神社の宮司さんから見せていただいた明治5年・伊賀町で開催された相撲巡業の番付表がきっかけとなったものです。

明治5年といえば明治維新直後であり、高梁市では藩名の変更を余儀なくされた直後のことです。この番付表の発見とその歴史的重要性から福田さんと竹岡講師はその後文献をあたりながら、市内の神社・仏閣や蔵のある家等の調査を行いました。その過程で、市内にある松連寺で明治18年ごろに鍛冶町で行われた巡業の番付表を見つけました。

今回、福田さんと竹岡講師はこれら調査の過程で得られた知見を高梁市図書館で報告するとともに、番付表の実物を参加者に見ていただく説明会も行いました。説明会では、これら番付表を調査する中で最も困難だった「本物」かどうかの判定や当時の歴史的状況を交えた説明を行いました。

これらの調査と報告・展示は高梁市の歴史に貢献できるものとなりました。

福田さんのコメント

今回のイベントでは、参加者に調査の内容をわかりやすく伝えられるよう、説明する順番や資料の構成を工夫しました。専門的な内容についても、できるだけ簡単な言葉に置き換えて説明しました。
日は数名の方に参加していただき、実際に説明を聞いてもらうことができました。また、説明や展示に興味を持ってくださる方もおり、自分たちが調べてきたことを知ってもらう機会につなげることができました。
一方で、参加者を増やすことが課題として挙げられました。展示に興味を持っても説明は聞かず帰る人もみられました。より多くの人にイベントを知ってもらう方法として告知の時期や方法、広報の仕方などを見直していきたいです。

竹岡講師のコメント

今回発見した番付表ですが、伊賀町での巡業に関しては市史に記載があったのですが、鍛冶町についてはないものでした。記載のあった伊賀町でのものも、開催されたということが書かれているだけでまったく踏み込んだものではありませんでした。今回の報告は、その記述を「番付表」という資料をもって裏付けたものといえます。また、鍛冶町で行われたものの番付表に関しては記載もなく、これは新しい発見といえるものです。
今回の調査の中で感じたことは、「語られない歴史はなかったのと同じ」ということでした。福田さんも私も歴史の専門家ではなく、このような調査と報告は初めてのものでした。初めての経験の中で、歴史を知り、後世につないでいくことの重要性を体験をできたことは非常に有意義であったと感じています。

 

本学では建学の理念に基づき、学生一人ひとりの能力を最大限に引き出し、社会に有為な人材を育成することを目指しています。今後も地域とともに学び、地域に貢献する実践的教育を通じて、学生が社会で力強く活躍できる教育環境づくりに取り組んでまいります。