アニメーション文化学部 アニメーション文化学科
学科の特徴
学びのポイント
アニメーションの制作
アニメ制作分野では、1年生からアニメーションを作るための知識と技術を学び、3年生からは実践的な自主制作を行います。アニメーションの作画から編集まで制作を一貫して学ぶことができます。
多種多彩な専門教員
教員の中には、現役美術監督や数々のアニメーションを世に送り出したプロデューサーも、そして日本初の大学公認VR教員として誕生した「朝霧けい」専任講師も授業や様々な場面に登場します。
朝霧けい先生公式Twitter:https://twitter.com/keiasagiri
地域交流と社会貢献
地域に関わりながら学ぶ
地域の企業や団体から度々、アニメーションの制作を依頼されることがあります。令和元年は、地元の高梁警察署からの依頼で、「特殊詐欺防止」のキャンペーンTVCM(15秒)を作りました。それ以外にも、県内のクリエイターの方々と協力しながら、「ゲームジャム高梁」や「Vtuberハッカソン」等を毎年大学を会場にして開催しています。地域のコンテンツ文化・産業の底上げのために、私たちの学科はこれからも貢献していきます。
アニメーション制作を実感
プロの仕事と密着。
本学科の井上博明教授は、1979年、手塚治虫監督作品「火の鳥2772」から手塚プロダクションにてアニメーション製作を始め、日本で最初のCGを使った「レンズマン」にてプロデューサーになり、その後ガイナックスを設立し、退社後、大友克洋監督作品「メモリーズ」や今敏監督の初劇場作品「パーフェクトブルー」など多くの作品の製作に40年以上にわたり従事してきました。1992年からは岡山由来でOVA、TV、劇場、漫画、小説、ゲーム、ラジオ、音楽、玩具等のメディアミックス展開をして、聖地巡礼の始まりにもなった「天地無用!」シリーズを、2014年には高梁市と本校を舞台にしたTVシリーズ「愛・天地無用!」をプロデュースし、地元でのプロモーション展開なども行っています。「キャラクターコンテンツ基礎」では、現役のプロデューサーでもある井上教授のこれらの経験に基づき、アニメーション産業の中心であるキャラクターについて実際の作品の運用を通じて学習し、他の産業との関わりも知ることでアニメーションプロデュースにつなげていきます。「アニメーション文化論」では、プロデュース経験に基づきながらアニメーションの成り立ちから、今後より世界に広がる日本のアニメーションを学習することで産業界へのアプローチを見据えていきます。
私のおすすめ授業
デッサン基礎
人物を描くための基礎を学ぶことができるので、とても楽しいです。
臼井 明日華さん (岡山理科大学附属高等学校 出身)
さまざまな材料や道具を使い分け、人物クロッキーを中心に動物や静物などを描きながらデッサン能力を身につけていきます。イラストや絵コンテを自分のイメージに合わせて素早く正確に描くことができるスキルを磨きます。
アニメーション作画基礎
授業を通じて、専門技術が身についているのを実感できます。
小仙 菜摘さん (岡山県立高松農業高等学校 出身)
アニメーションの基礎について理解し、ボール、走り等の作画課題制作やムービー化、驚き盤制作といった演習を通じて、作品を自主制作するために必要なアイデア表現や機材・ソフトウエアの使い方を修得していきます。
プロデュース基礎
現役のアニメプロデューサーの先生が現場の目線も交えながら教えてくれます。
高橋 佑尚さん (山口県鴻城高等学校 出身)
新たなプロデュースとして認知され始めているファッション、芸能、商品、飲食や、地域活性のプロデュースに関して学び、理解を深めます。また実際に地域発の企画提案を行い、プロデューサーとしての能力を磨きます。